東京の車庫証明の手続きの流れ
ご自分で車庫証明の申請を行う場合の参考にして下さい。
※東京の警察署の例です。他県では若干異なる部分があります。
①申請書や必要書類を準備します。
必要書類については、最寄の警察署(どこでもOK)でいただくこともできます。また、車庫証明の必要書類からダウンロードもできます。
②申請書に記入します。
警察署で車庫証明の申請書を一式いただくと、詳しい書き方の説明が載っている記載例もいただけます。また、窓口の係官に聞いても教えてもらえます。(※混んでいる時は待つように言われるかもです。)
<車庫証明の申請書>
東京(警視庁)の申請書は2枚一組です。警察署でいただける車庫証明の申請書は2枚複写になっています。
<自認書or使用承諾書>
駐車場がご自分の所有する土地や建物の場合は自認書を記載します。
賃貸で駐車場を借りている場合は、大家さんまたは不動産屋さんに使用承諾書を書いていただく必要があります。
もちろん、駐車場賃貸借契約書の写しでも大丈夫です
<所在地・配置図>
所在地では、自宅から駐車場までの直線距離を必ず記入します。
赤いペン等で直線をひいて距離を書くと見やすくて分かりやすいです。
配置図では、駐車場の大きさをきちんと明記します。
ご自分の駐車場の大きさを測って記載してください。←くれぐれも足で適当に測らないこと。
上記の記入が終わったら、印鑑証明書or住民票or公共料金の領収書(直近のもの)等と一緒に車庫の所在地を管轄する警察署に提出します。
(※ご自分の住所地を管轄する警察署ではありません。)
⇒参考:警察署の管轄
③警察署に提出
警察署に書類を出しますが、行きなれない場所ですし、緊張すると思います。
警察署の入り口には長い警棒を持った警官が立っています。軽く会釈して入りましょう。警察署によっては、その警官に「どちらへ行かれますか?」と声を掛けられると思います。その時は「車庫証明の申請へ」と言えば大丈夫です。
中に入ると受付があり、大概の警察署では「来署者は受付へ」と看板があります。そこに寄って「車庫証明はどこですか」と聞くと教えてくれます。階が違う2階だったり、受付の横だったりもします。
窓口では、番号発券機から番号をとって待ちます。早ければすぐに呼ばれますし、混んでいる時は数十分待つこともあります。
窓口に提出して、特に問題がなければ再度呼ばれて一枚の紙(納入通知書兼領収証書)を渡されます。その紙を持って、会計窓口に行き、そこで申請手数料2,100円を支払い、納入通知書兼領収証書を持って窓口に戻り、そのうちの一枚を渡すとひとまず完了です。
交付日は納入通知書兼領収証書に記載されていますので、その日以降に再度警察署に行き車庫証明(保管場所証明書)と標章を交付してもらいます。
交付日以降に警察署に行くときは、渡された納入通知書兼領収証書と印鑑(三文判でOK)を持っていきます。
申請の時とと同じように、発券機で番号を取り、呼ばれたら納入通知書兼領収証書を渡します。印鑑を押すように言われますので押します。
その後、新しい納入通知書兼領収証書を渡されますので、それを持ってまた会計窓口に行って、500円を支払います。
納入通知書兼領収証書の半券を渡されますので、またそれを持って窓口に戻ります。そうすると、車庫証明と標章を渡してくれますので受け取ったら車庫証明の申請手続きは全て完了です。
車庫証明が手に入ったら次は運輸支局(練馬自動車検査登録事務所)で、変更・移転等の手続を行うことになります。
練馬ナンバーへの交換作業や、車検証の住所等記載事項の変更、都税事務所の窓口で取得税の申告等を行います。
(※取得税が発生しない場合でも、申告が必要です。)
これら全て平日しか受付けてもらえません。
最低3日間(うまくすれば2日間)、時間をとられることになります。
ナンバー交換が必要な場合は、平日に運輸支局(練馬自動車検査登録事務所)にお車を持ち込む必要があります。
なお、東武練馬の練馬自動車検査登録事務所に、わざわざお車を持ち込まなくてもご自宅の駐車場でナンバー交換もできます。⇒変更・移転等登録について
当事務所ではこれらの手続について代行させていただいておりますので、お気軽にお声掛け下さい。